姫と魔法の洋裁工場
のんびりまったり、大好きなお洋服のことを書いたり、ふらっと思いついた言葉達をちりばめてみたり・・・
ふわふわとしたロリィタ服が大好きな影菜の洋裁日記です。

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お   と

何かに追いかけられている気がして

人混みの中を縫うように

必死に走っていた

何から逃げているかなんて

わかりはしない

ただ

衝動に駆られて走っていた

人にぶつかるのも構わずに

走って走って走って

何かから逃げるように全速力

そうだ

音のない世界に行きたいんだ

耳に聞こえてくる音から俺は逃げている

人々のざわめきは

不愉快なほどの雑音で

街頭の大型スクリーンから聞こえてくる

世界の動きなんて

もうまっぴらだと思うほどに絶望的で

自らすべてを遮断したいと

耳にかけたヘッドフォンから流れてくる音色さえ

もう意味もない雑音と化していた

そしたら急に駆け出した

あてなんてあるはずもない

ただがむしゃらに走っていく

そして音は何処までもついて来る

東京は音が溢れすぎる街だから

半ば不可能だとか思いながら走った果て

そこは見知らぬ場所だった

東京は狭くて 広いから

そんな場所があってもおかしくない……か

そんなことを思いながら

足を踏み入れる

不思議な感覚

恐ろしいほどにそこは静か……

オトノナイセカイ

そしてそこにピアノがひとつ……

なんてわざとらしい

なんて似つかわしくない

そんなことを思いながらも

呼び寄せられるようにピアノの傍へと寄っていく

そして導かれるように

鍵盤をたたくと

ぽーん と音が一つ響く

ぽーん ともうひとつ

どうしてだろう

無性に今音が聞きたいとか思ってしまう

ぽーん もう一度……

なんて澄み渡った音なのだろう……

嗚呼、音のない世界は虚しいと

わかっていたのに、逃げようとしたんだと

そんなことを思いながら瞳を閉じてもう一度

鍵盤をたたく

ぽーん と澄み渡った音が俺の中に響く

そして瞳を開けると

見なれた街並みといつものうるさいくらいのざわめき

……まぁ、悪くはないさ

俺は未だ俺の中を響くあの澄み渡った音を思い出しながら

ざわめく街の中を

歩き出した

お話っぽく。
ところで大阪も人それなりに存在してるから、東京に行ったときに強がって「大阪と大してかわんないじゃん!!」を連発する子ですが(典型的な関西人やな、ヲイ)渋谷とか、原宿の人の多さはやはり大阪負ける……と思います(笑)
イメージは渋谷前を全力疾走で走り抜けて、不思議空間に迷い込む専門学生。インディーズバンドのギタリストでもいい。(なぜか微妙に具体的やな)
無性に静かな場所に行きたくなる時ってあるよね。そして逆に無性にざわめきの中に身を投じたい時もあるよね……

ことのは * comments(0) * - * 幻想夢 影菜
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